豊富なアメニティで得した気分
『相鉄フレッサイン東京蒲田』の館内に入ると、3台ある自動チェックイン機に誘導されました。
1名のホテルスタッフが、自動チェックイン機を操作する3人のお客さんをサポートしています。
宿泊客としては、煩わしさがなく気楽です。
チェックイン機によるデメリットは、ホテルの説明が一切聞けないことくらい。
朝食の場所や時間とか、アメニティの場所とか。
ここのアメニティ、かなり充実していました。
アメニティ
アメニティは、1階のエレベーター前にある棚から調達します。
- DHCのコスメ
日焼け止めクリーム、クレンジングオイル、洗顔フォーム、ローション、エッセンシャルクリーム。
男性用としては、洗顔&シェービング、化粧水、ヘアワックス。 - 入浴剤(4種類)
- フェイシャルマスク
- ヘアブラシ、ヘアバンド、コットンセット、シャワーキャップ、ボディスポンジ。
- アプリコットティー、ダージリンティー、アップルティー、粉末の緑茶、インスタントコーヒー。
最低限必要と思われるもの(歯ブラシと綿棒とカミソリ)は、各階のエレベーター前の棚に用意されています。
1階入口付近には、当日の読売新聞朝刊が持ち出し自由で置いてありました。
無料貸出品も充実しています。
低反発枕・栓抜き・ワインオープナー・アイスペール・ヘアアイロン・カールドライヤー・イオンスチーマー・爪切り・靴乾燥機・アイロン・ズボンプレッサー・電気スタンド・スマホ充電器・LANケーブル・延長コード・アイスノン・絆創膏・体温計・割り箸・ソーイングセット・車イス・電気ストーブ・追加タオル。
ほんと、至れり尽くせりです。
部屋
広さ18㎡のデラックスダブル。
机の穴を隠した蓋が外れかかっていたり。
置いてある家具は少し傷んでおり、古さは否めません。
室内着は、上下セパレート。フリーサイズでズボンの紐がなく、立ち上がるたびにズレ落ちてしまうのが難点。
机とイス。充分な広さの机。
部屋全体が少し暗めのため、夜はデスクライトを借りる必要がありました。
ソファと丸テーブル。
バスルームはやや狭めです。
コンセントは机上に2口、ベッドサイドに2口、窓際に1口(フロアライト用)、バスルーム入り口脇に2口、バスルーム内に2口。
ホテル内は一括空調。部屋ごとに冷暖房を切り替えることはできません。
温度の微調整は、機械ではなく窓の開閉というアナログ式。
両側の取手をつかみ、交互にずらしてみる。指を挟みそうになりながら、窓の隙間を確保。
やり方が悪いせいか、かなりの力を要しました。
眼下は飲み屋街。窓を開けると、騒ぎ声が聞こえてきます。
温度の微調整に騒音がともなう、微妙な空調です・・・。
朝食
朝食は『相鉄フレッサイン東京蒲田』2階の宴会場でいただきます。
会議室のような雰囲気の朝食会場。
平日の営業時間は6時30分から9時。
ビジネス利用だと、開始時刻が早いほど助かります。
和食に少し偏った和洋折衷、という印象。
品数は多くないですが、どれも美味でした。
朝食券の受領、補充、片付けを2名のスタッフで切り盛りしています。
さすがに、大変そう。
そう思っていたのは私だけではなかったらしく、食事後、多くのお客さんが自主的に食器を下げていました。
ホットドリンクのテイクアウト用カップが置いてあるのも、ありがたいサービスです。
最後に
今回の宿泊プランは“ビール1缶(350ml)、チューハイ2缶(350ml)”付きプラン。
机の上には、おつまみの柿ピー。
冷蔵庫にはビール、チューハイと共にグラスも冷やしてありました。
入浴剤を入れた風呂で暖まり、汗をかいた身体に流し込むビールは格別です。
設備には古さを感じますが、アメニティや無料貸出備品の充実ぶりには感心させられました。
最寄りのJR蒲田駅から徒歩約3分。
繁華街の中にあるので、飲み食いにも困らない。
入浴剤を入れたバスタブで、しっかり汗をかいた後は近所に飲みに出かける。
『相鉄フレッサイン東京蒲田』は、そんな使い方が楽しいホテルだと思います。