1周5kmランニングの拠点として
「ちょっと、多すぎないか?」
これが、最初の印象。
ここは東京の中心にあるランニングのメッカ。皇居外周。
晴れた日曜日の午後。たくさんのランナーが走っていました。
トイレが充実していて、距離感がつかみやすくて(外周5km)、適度に起伏があって、信号がない絶好のランニングコース。
デメリットを挙げるとすれば、一部の道幅が狭いことと、ランナーが多すぎること。
前方から、時計回りに走ってくる外国人ランナーとぶつかりそうになりました。「反時計回り」が皇居ランのマナー。
マナーはしっかり守らなきゃ、です。
これから帰って、ホテルでシャワー。
“皇居外周を走る”というテーマで、ホテルを選んでみました。
今回の宿泊先は、『都市センターホテル』です。
チェックイン
両脇に2名掛けのイスがいくつか置いてある、ホテルっぽくないロビー。
チェックインカウンターは、こぢんまりとしていました。
歯ブラシなどのアメニティは部屋に置いていないため、フロントで調達します。スーツケースを引きずって、又はカバンを持って、カードキー持つ時点ですでに両手は塞がっている状態。
とりあえず、指のすき間に歯ブラシを突っ込み、後からまた来ようと部屋に向かいました。
部屋
広さ31㎡のデラックスツイン。
最上階(22階)の景色。
そして、夜景。
ホテルの歴史を感じさせるナイトテーブル。
ラジオとBGMのボタンが付いています。
ボタンを押しボリュームノブを回すと、ナイトテーブルの下からモノラル音が聞こえてきました。
BGMはクラッシック。
この部屋は、クラシックがよく似合う気がします。
空気清浄機は、ダイキンのSTREAMER。
作動音が大きく、静かな環境が台無しになるので使用するのを諦めました。
音が大きめの製品なのか、たまたま調子が悪いからか、理由は不明です。
バスルームのドアは大きめ。
でも、バスルーム内は特別広いというわけではありませんでした。
改めて取りに行ったアメニティ。
片方が耳かきになっている綿棒が、些細な事ながら嬉しい。
女性用基礎化粧品は、こんな感じ。
机とイス。仕事をするには充分な広さです。
丸テーブルとイス。軽い食事をとるには、充分な広さのテーブル。
テーブル上にある禁煙の札が、微妙に邪魔でした。
テレビ台。両側からドアを引き出すと、テレビ自体を隠してしまうことができるようです。
引き出してテレビの角度を変えることができます。
テレビの下に冷蔵庫とセーフティーボックス、グラス類が収納されていました。飲み物は、粉末のインスタントコーヒーと煎茶。
バスルーム側と寝室の間に、扉がありました。
扉が1枚あるだけで、寝室の快適さがアップする気がします。
コンセントは机に2口(LANジャック1口)、ベッドサイドに2口ずつ(USBジャック2口ずつ)、バスルーム入り口に2口。バスルーム内に2口。
一つ残念だったのが、枕。
部屋の枕が好みではなかったので、「マイクロビーズ枕」か「そば枕」を依頼したところ、いずれも在庫なし、でした・・・。
朝食
朝食は『都市センターホテル』1階「レストラン アイリス」でいただきます。
営業時間は、6時45分から9時30分。
カードキーを提示すれば食事できるホテルが増えている昨今、朝食券に部屋番号と名前を記入しなきゃならないのは、さすがに面倒でした。
品数は多くありませんが、和食と洋食のバランスがとれています。
卵料理は、一品ずつのオーダー制でした。
特にパンがおいしい。クロワッサンは絶品です。
ホットドリンクのテイクアウト用カップが用意されていました。
最後に
4月。寒さがやわらぎ、ランニングが心地よい季節になりました。
『都市センターホテル』は、三宅坂交差点から約900m。
皇居外周歩道に出やすく、ランニング好きには絶好の立地です。
最寄駅(東京メトロ「永田町」駅9b番出口)から歩いて約3分、都営バスの停留所はホテルの目の前と、徒歩でのアクセスは良好。
車の場合、休日・休前日の宿泊だと駐車場が無料になるのも、隠れたメリット。
『都市センターホテル』は、部屋は広々、朝食が美味しい、ランニング拠点としては絶好立地の快適ホテルでした。