曖昧な境目
『ノーガホテル 上野 東京』2階のラウンジでくつろいでいたら、階段を上がってくる人がいました。
レストランの、ど真ん中に通じている階段。
あれ?
2階はホテルのラウンジ?
それとも、レストランの一部?
ホテルの冊子を見ても、ホテルとレストランが一緒に描かれているし。
この曖昧さが、なんだか妙にオシャレ。
ライブラリーラウンジ
『ノーガホテル 上野 東京』2階。
様々な形のソファとテーブルが置いてあります。
統一感のないところが贅沢です。身体を包み込んでくれるようなソファが快適。
パソコン作業に適した机とイスもあったりして。
ゆっくり本を読んだり、ちょっと仕事したいときなどにも適した環境です。
トーキョーバイクが飾られていました。
テラス
1階「Bistro NOHGA」のランチタイムの賑やかな声や音がちょっとしんどくなってきたので、テラスに出てみることにしました。
座面が広く、ふかふかのクッションでお尻が包み込まれる感触のソファ。
季節を選びますが、適度に静かなテラスはボーっとするには良い環境です。
部屋
広さ20㎡のスーペリアダブル。
ドアを開けたら、鎮座する大きな洗面台がまず目に入りました。
トイレとシャワールームは、別々のドア。
相方がシャワーを浴びている時に、トイレを我慢しなくてもよい配置です。
レインシャワー完備のシャワールームの内部に、照明のスイッチを見つけました。
電球色~昼光色、明るさを変えられるスグレモノです。
洗面台側の床はウッドで、寝室側は絨毯。
厚手のカーテンで仕切れるようになっていました。
スリッパはペラッペラの不織布ではなく、フカフカです。
シャンプー類は「OSAJI」。
襟の付いた、浴衣的なルームウェア。
竹歯ブラシとティッシュボックス。
黒い綿棒。
革製のDDカード。
メモパッド。どれも個性的で、凝った小物にこだわりを感じました。
ベッドサイドにあるASUSのタブレットは、ホテル情報の確認やフロントへの問い合わせ用。
フロアライト。
テーブルとイス。
フロントで戴いた、基礎化粧品セット。
コンセントは洗面台に2口(USBジャック2口)、ベッドサイドの両側にコンセント1口(USBジャック1口)ずつ、テーブルのそばに2口、フロアライト横の壁に2口。
ベッドサイド両側にあるナイトテーブルの他に、壁掛けテレビの下に幅20センチほどのカウンターがあったりして、ちょっとした物の置き場に困らない造り。
とても機能的な部屋でした。
フィットネスジム
24時間使える予約制のプライベートジム。
1時間単位での予約ですが、連続して2時間以上の利用はできませんでした。部屋からタオルとミネラルウォーターを持ち出し、フロントで検温してから利用開始。
大きな筋トレ系マシン「プルリマツイン」1台、鉄アレイ、アジャスタブルベンチ、トレッドミル、スキルロウ。
プルリマツインは150種類のトレーニングができるそうです。
エアロバイクやクロストレーナーは無く、船を漕ぐ動きのスキルロウが置いてあるのは珍しい気がしました。
狭いながらも、充実した機材ラインナップです。
朝食
『ノーガホテル 上野 東京』の朝食は1階「Bistro NOHGA」でいただきます。
朝食メニューは3種類。
「季節の食材を使用したそば粉のガレット」
「ブリオッシュのフレンチトースト&太田べーコン」
そして「和定食」。
サラダにかかったハニーマスタードのドレッシングは、さっぱりとした味付けでした。
「伊藤農園みかんジュース」、または「安曇野スイス村りんごジュース」。
「蕪木珈琲」、または「紅茶」。
軽めの、バランスの取れた朝食。
朝からガッツリ食べたい私としては、ちょっと物足りませんでした・・・。
最後に
JR上野駅の中央改札を出て徒歩約5分。
東京メトロの上野駅だと、3番出口から徒歩約3分。
駅からそれほど離れておらず、静かな環境です。
美術館や博物館が点在する上野恩賜公園、観て歩くだけでも楽しい“アメ横”が徒歩圏内。
浅草や銀座にも行きやすい上野。
雑多で庶民的な雰囲気の街なかで、一歩入るとオシャレな気分に満たされるホテル。
観光拠点+αで『ノーガホテル 上野 東京』を選ぶ・・・アリだと思います。
※『ノーガホテル 秋葉原 東京』の体験レポートはこちら⇓
ノーガホテル 秋葉原 東京|細かいところまでこだわりが感じられるホテル