あれ?どっから入るの?
ホテルを一周しても、レストランのエントランスしか見つからない。
思い切って入ってみたら、店員さんに声をかけられました。
「いらっしゃいませ。エレベーターで2階へどうぞ。」
初めてだと、入り方にとまどう『ノーガホテル 秋葉原 東京』。
秋葉原の歩行者天国から雑多な路地を抜け、ひとたびホテルのエントランスをくぐると別世界。雰囲気のギャップにシビレます。
2階のフロントでチェックイン。
カードキーを受け取ると、最後に小さな宝箱が登場。
中には金色の硬貨・・・ウェルカムドリンクのコインが詰まっていました。
部屋に入る前に、スパークリングワインで乾杯。
粋な心遣いに感謝です。
部屋
広さ18㎡のダブルルーム。
『ノーガホテル 秋葉原 東京』の最もベーシックな部屋です。
洗面台
トイレとレインシャワー付きのシャワーブース
部屋をさえぎる引き戸
レトロなトグルスイッチが印象的なナイトテーブル
レコードの形をしたDDカード
光源がとぐろを巻いている電球型の蛍光灯
ブリキのティッシュケース
一人掛けソファと大きめの丸テーブル
口に含むと、ほのかに竹の香りがする竹製歯ブラシ。
毛は柔らかめで、ソフトな磨き心地です。
因みに、歯ブラシ以外のアメニティは、2階で調達します。
Netflixが視聴できる大画面テレビ。
壁に備え付けられていますが、角度を変えられます。
飲み物は緑茶のティーバッグと、冷蔵庫にミネラルウォーター。
コンセントは、壁に2口×2箇所、洗面台に2口、テレビ下に2口(LANジャック1口)、ベッドサイド両側に1口づつ(USBジャック1口づつ)。
18㎡と狭いながらも、こだわりが感じられる、使い勝手の良い部屋でした。
スピーカー
スピーカーにもこだわりがあるようです。
全室にブルートゥーススピーカーが置かれているそうで、ダブルルームにはスイスのオーディオメーカー『GENEVA』のFMラジオ内蔵型スピーカーが設置されていました。
ロビーやエレベーター内、フィットネスジムなどにも凝ったスピーカーが設置されていました。個人的に気に入ったのは、2階のトイレ内にあったスウェーデンTRANSPAREN SOUNDのスピーカー。
音質だけでなく、視覚的にもインパクトあります。
音の良いトイレに入るという、レアな経験ができました。
デラックスツインルームには種類の異なる希少なスピーカーシステムが置かれているそうです。
部屋によって違いを聴き比べてみるのも面白いかもしれません。
フィットネスジム
『ノーガホテル 秋葉原 東京』2階にはフィットネスジムがあります。
1時間単位で1名での利用が原則なので、事前に予約が必要。
予約時刻にフロントに寄り、タオルとミネラルウォーターを受け取ります。
15㎡のコンパクトな空間には、トレッドミル、エアロバイク、ダンベル、アジャスタブルベンチ、ヨガマットなど、必要最低限のものは揃っていました。
ちょっと残念だったのは、フィットネスジムのスピーカーがブルートゥース非対応だったこと。
せっかくのプライベートジムなので、お気に入りの音楽を聴きながら身体を動かせたらよかったのですが・・・。
朝食
朝食は、1階の「PIZZERIA & BAR NOHGA」でいただきます。
日替わりスープ(パンプキンスープ)。
フォカッチャ、スモークサーモンやハムが乗ったサラダ、ヨーグルトのプレート。釜で焼きたて熱々のフォカッチャに感動しました。
そして、卵料理は5種類から1つ選びます。
・マッシュルームオムレツ
・エッグベネディクト・カポターナのスクランブル
・フラメンカエッグ・とうもろこしとサラミのトルティージャ
ソフトドリンクがついて1,980円。
別途、生ビール、グラスワイン等のアルコールもオーダー可能です。
味、量ともに満足の朝食セットでした。
最後に
部屋のテレビでホテル案内を見ていたら、無料貸出一覧画面に“銭湯入浴券”という文字を見つけました。
シャワーで少し物足りなさを感じていた身としては、嬉しい発見です。
ホテルから歩いて約10分の「燕湯」の入浴券。
定休日(月・火曜)以外の宿泊なら、使わない手はないサービスです。
『ノーガホテル 秋葉原 東京』のコンセプトは「音楽とアートと食」。
DJイベントがあったり。
さりげなく、作品が飾られていたり。
釜で焼いた本格的なフォカッチャ、ピザが食べられたり。
『ノーガホテル 秋葉原 東京』は部屋以外の居心地もいい、個性的なホテルでした。
※『ノーガホテル 上野 東京』の体験レポートはこちら⇓
ノーガホテル 上野 東京|ラウンジやテラスが心地よい”こだわり”ホテル