創業130年!?
国道(江戸通り)から一本入ります。
大通りの喧騒は周囲の建物にさえぎられ、ずいぶん静かです。
「時の鐘通り」。
日本橋室町から小伝馬町まで続く道路です。
江戸時代、時報を鳴らした「時の鐘」がその名の由来。
『ホテルかずさや』は、この「時の鐘通り」に面しています。
立地
新日本橋駅の階段を上がって、歩くこと約1分。
神田駅、三越前駅、小伝馬町駅からは歩いて約5分。
新日本橋駅前には無料バス「メトロリンク日本橋」のバス停もあります。
「コレド室町」には、歩いて約7分。
最も近いコンビニ(ファミリーマート)は歩いて約1分。
近代的な建物の間に、江戸時代から続く老舗も立ち並んでいます。
江戸情緒の感じられる、散歩が楽しい環境です。
部屋
広さ19㎡の、シャワーブース付きツインルーム。シャワーブースとトイレは別になっています。
外に出ており、とても使いやすい洗面台。
ホテルの水は、全て浄水だそうです。
バスルームエリアと寝室を仕切る引き戸がありました。
コンセントは机の上に3口(LANジャック1口)、ベッドサイドに2口(USBジャック2口)、洗面台の横に2口、入り口ドア横下方に2口、窓際の柱の下方に2口。
コンセント類の充実ぶりは、最新のホテルであることを実感させてくれます。
Marie claire Aqua Glass 電気ケトル。スイッチを入れると内部が青く光ります。
横長の机とイス。机の下には加湿空気清浄機が隠れています。
仕事をするのに適した環境です。
イスは1脚のみ。
ツインルームなので、2脚ほしいところです。
飲み物は、お茶のティーバッグ。
テレビのリモコンにビニールが被せてあります。
衛生面に配慮し袋は毎回交換している、とのこと。
感染対策の徹底ぶりが伺えます。
枕は柔らかめのものと、少し硬めのものが用意されていました。
室内着は作務衣。2階の大浴場には作務衣姿でスリッパを履いて行くことができます。
大浴場(男湯)
『ホテルかずさや』の2階には、大浴場があります。
だいだい色の照明と、青白く光るお湯。
神秘感がただよっています。「時の湯」。
水面に映った照明が、天井に反射して不思議な模様を作っています。
浴槽に入ると、足に独特な感覚が。
表面がザラザラしていて、滑りにくい。
希少な“十和田石”が使われているそうです。
洗い場6箇所、シャワー2箇所。
コロナ禍になってから、洗い場が間引かれている大浴場を見かけます。
『ホテルかずさや』の大浴場の洗い場は仕切りがあるため、感染対策で間引はされていません。
利用可能人数が制限されず、利用者としてはありがたいことです。
脱衣室には冷水機が設置されています。
水分補給は欠かせません・・・入る前に飲む、です。
洗面台には綿棒、ティッシュペーパー、フェイス&ハンドソープのほか、ルシードヘアトニック、ルシードの薬用トータルケア化粧水が用意されていました。
おつまみ+ビールでお疲れさまプラン
チェックインの際、フロントでお届け時間を聞かれました。
おつまみは温かいメニューの可能性もあるため、お届けすべき時刻を伺っている、とのこと。
風呂上がりに、絶妙なタイミングで冷えたビールにありつけます。
2人で350ml缶ビールが4本。
ホテルスタッフが部屋まで届けてくれる、贅沢なサービスでした。
朝食
朝食は『ホテルかずさや』1階、「時の鐘」にて。
営業時間は平日7:00~8:30、土日祝7:30~9:00。
開始時間が遅めで、チェックアウトが10:00のためか、営業時間が短かめです。
土曜日、7:30を少し過ぎた頃に行ってみると、ほとんどの席は埋まっていました。
メニューは1つ。和定食のみ。絶妙な焼き加減のシャケ。
具沢山の味噌汁。
器も素敵です。
飲み物は水、緑茶、コーヒー。
コーヒーは濃厚で、飲みごたえがありました。
最後に
江戸時代から同じ場所で営なまれてきた老舗。
『ホテルかずさや』は、古き良きものは大切に残しつつ、最新の設備を備えたリラックスホテルでした。