大きなタマゴを見下ろして
地下鉄の駅から地上に上がって、まず聞こえたのは絶叫でした。
見上げると、パラシュートのアトラクション「スカイフラワー」が交互に上下しています。
歩くこと、約1分。
通路から出て、目の前に現れたのは背の高いガラス張りの筒。
今回の宿泊場所は、「スカイフラワー」の横にそびえる『東京ドームホテル』です。
チェックイン
旅行サイトの口コミでは、チェックインに時間がかかるという文面をいくつか目にしていました。
チェックイン時刻は14時。
混み出す前にと思い、チェックイン時刻20分前に到着。
「ご案内は13:50からです」と言われ整理券を渡されました。
スマホでQRコードを読み取ってみると・・・整理券番号を映し出す大画面モニターと。等間隔で並べられた1人掛けのイス。
もし長椅子が置いてあったら、まるで病院の待合室のようです。
一階ロビーフロアのWi-Fiはパスワードいらずのフリー。サクサク動く快適ネット環境。
モニターに自分の整理券番号が表示された後は、列に並びます。
整理券番号の画面表示をもう少し遅らせれば、並ぶ必要はないんじゃないか?
1,000室を超える大きなホテルなので、チェックインの大変さは仕方のないことかもしれません。
部屋
広さ33㎡のツインルームB。2人用の部屋としては最もベーシックな間取りですが、広々しています。
正面の大きな窓からは東京ドーム、大観覧車等が見えます。
43階建に建物の20階。
総階数の半分以下ではありますが、なかなかの景色が楽しめました。空気が澄んでいるせいか、遠くの山々までもが見渡せます。
右手には、かろうじてスカイツリーも見えました。
だんだん暗くなり、照明が点きはじめました。そして、夜景。
食器棚にあるグラスのデザインがおしゃれです。
1人掛けソファーと丸テーブル。ソファーはフカフカです。
セキュリティーボックスは、ナイトテーブルに内蔵されていました。
机とイス。
部屋の広さにゆとりがあるせいか、机は壁と窓から離して配置されており、余裕を感じさせます。
広めの机の上にスタンドライトが1つ。そしてテレビ台の引き出しの中にデスクライトが入っていました。
Wi-Fiも安定していて、絶好のテレワーク環境です。
机の上には除菌ウェットシートも用意されており、至れり尽くせり。
飲み物は、インスタント、コーヒー、煎茶とほうじ茶のパウダー、そしてミネラルウォーター。
パナソニックの「ナノイー」機能付き加湿空気清浄機が常備。
コンセントは食器棚に1口、机に2口、窓際の両サイドに2口(これらはフロアライトなどの電源取りに使われていました)、ベッドサイドに1口(USBジャック2口)、バスルームのドアのそばに1口、バスルーム内に1口。
ベーシックな部屋のバスルームとしては、広々している印象。洗面台には、手拭き用のタオルが両側にセットされていました。
アメニティは歯ブラシ、ヘアブラシ、コットンセット、シャワーキャップ。
基礎化粧品は、客室係に依頼すれば部屋まで届けてくれます。
ちなみに客室貸出品は、以下のとおり。
朝食
朝食は『東京ドームホテル』3階の「スーパーダイニング リラッサ」のブッフェでした。
和洋バランスの取れた品揃え。
個人的に気に入ったのは、パスタ(エビクリームパスタ)と、”デミグラス””トマトとバジル””チーズ”のいずれか3種のソースで食べるオムレツ。
和食のおかずとしては、“焼き”“フライ”魚系が良い味出していました。
食後のデザートはワッフル、シュークリーム、3種類のソフトクリーム、ひとくちアイス等。
出口付近には、テイクアウト専用のホットドリンクコーナーがありました。
最後に
東京ドームシティのウインターイルミネーション。
ウインターイルミネーションは2023年2月28日まで。
電力事情が厳しくなったら、点灯しているライトが減らされちゃうかも・・・。
早いところ観ておいたほうが良さそうです。
今回は「得10チケット」(とくてんチケット)という、東京ドームシティ内で使えるクーポン券がセットになったプランでした。一人当たり10ポイント(10枚)のチケットを組み合わせて使います。
遊園地のアトラクションや、ボウリング、レストランなどで使えるチケット。
できれば余らせずに使い切りたい。
選んだ組み合わせは、温浴施設「スパ ラクーア」。
入館料と「ヒーリングバーデ」専用ウエア・タオルセットで10ポイントです。
温泉入って、ウインターイルミネーションを楽しんで、おいしい朝食を戴いて。
大満足の『東京ドームホテル』でした。