く、黒い・・・
カフェ?ホテル?
ホテルの入口とは思えない、黒く巨大な鋼鉄のドア。ゆっくり開けてみると、そこは中央に大きなカウンターを据えたカフェ。
赤いソファの奥に、レセプションが見えました。
カフェの中を突っ切らざるをえない構造。
サンドイッチを頬張るお客さんの横を、落ち着かない思いでキャリーバッグを引きずり歩きます。
「チェックインですね?」
感じの良いスタッフさんの接客で、和みます。
今回の宿は『ザ・スクエアホテル銀座』です。
部屋
広さ約15㎡のスーペリアダブル。
黒と白とベージュの室内です。
玄関を開けたら、すぐ左にハシゴ型のタオル掛け。
シャワーブースとトイレの入り口は別々。
洗面台と、鏡に映る文字。粋な造りです。
洗面台側と寝室とは、大きな引き戸で仕切られています。
寝室内のソファは、部屋の広さの割には大きめ。
左手には四角いテーブル。
荷物置きだと思って広げたら、snow peakのディレクターズチェアでした。
ナイトテーブルの上にあるタブレットでは、テレビとエアコンの操作、大浴場やカフェの混雑状況が確認できます。
天井にへばりついていたこの操作スイッチは、エアコン用でした。
テーブルライト。
真ん中の黒い玉は磁石で引き合っており、離すと明かりが消える仕組みになっています。
絶妙な硬さのベッドはairweave。
枕は、柔らかめと硬めの2種類が用意されていました。
テレビはYoutubeを観ることができたり、ミラーリングできるタイプのもの。
アメニティは全て1階レセプション横のアメニティコーナーから調達します。
歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシの他、プラスチック製のスプーン、フォークやナイフ、基礎化粧品なども用意されていました。
部屋着は浴衣。
サイズによってデザインが異なっていました。
コンセントは、洗面台に2口、シャワールーム横に2口、食器棚の上に2口と、食器棚側の壁に2口、テレビの下に1口、ナイトテーブルの上に2口(USBジャック1口)、ベッド反対側の枕元に1口(USBジャック1口)。
広さ15㎡と数値的には広くありませんが、工夫がされているせいか、窮屈さを感じない快適な部屋でした。
大浴場(男性用)
『ザ・スクエアホテル銀座』の2階には大浴場があります。
黒一色の浴室内では、JAZZが流れていました。
浴室内の洗い場は4箇所。
広くはないので、部屋のタブレットで混雑状況の確認は必須です。
脱衣場には鍵付きロッカーが12個。
給水機あり。
2箇所ある洗面台の中央に、洗顔フォームと保湿ジェル、髭剃り、綿棒、コットン、ヘアブラシ。
そして、軽くて即乾だったdysonのドライヤー。
トレーニングルーム
同じく2階に予約制のトレーニングルームがあります。
24時間利用可能。1時間単位で空いている時間を選んでレセプションで予約。
定刻になったらレセプションで鍵を預かります。
有酸素運動系機材が3台。
トレッドミル、エアロバイク、クロストレーナー。
そして、エクササイズマット。
私はトレッドミルを利用しましたが、映像を観られないタイプなので、スマホなど退屈を紛らわすアイテムが必須だと思いました。
朝食
朝食は『ザ・スクエアホテル銀座』1階の「BUNDOZA CAFÉ&BAR」でいただきます。
サラダ、パン、スープ、シリアル、フルーツなど。
ハチの巣を見ながら、国産天然100%ハチミツを戴きます。
紙製トレーに、紙製カップ。
ナイフ、フォーク、スプーンは黒。
持ち帰り用のドリンクカップは、白と黒でした。
最後に
『ザ・スクエアホテル銀座』では、レンタサイクルが無料です。「DAHON」の自転車が用意されていました。
土日祝なら銀座通りが歩行者天国になるため、利用価値はグッと上がります。
銀座をサイクリングした後は、大浴場に浸かってゆっくり身体を休める。
たまには、こういう贅沢も良いものです。