イタリア⇒古代ローマ⇒公衆浴場
映える街並み「イタリア街」。
色とりどりのビルの合間を歩いていると、ここが東京であることを忘れてしまいそうです。
場外馬券場、消防署の建物までもがオシャレ。
そして、雰囲気を盛り上げてくれているのが石畳。
でもこの石畳、唯一の難点は、キャリーバッグを引きづらいこと。
大きな振動音を響かせながら、今夜の宿泊場所『三井ガーデンホテル汐留イタリア街』を目指しました。
ロビー
到着したのは14時50分。すでに宿泊客でいっぱいです。
8脚あるシングルソファーは、すべて埋まっています。
チェックイン手続きはすでに始まっているようでした。
操作がうまくいかず、チェックインカウンターに誘導されていったお客さんの後で、自動チェックイン機で手続き。
ルームキーを受け取り、エレベーターに向かうとホテルスタッフに呼び止められました。
ホテルの説明が始まります。
これじゃ、対面チェックインと変わらない。
何のための自動チェックイン機だろう。
エレベーターにルームキーをかざすとか、食事の場所とか。
感覚的にわかること、説明を読めば分かること。
チェックインがもっと簡単に終わると良いのに・・・。
部屋
広さ20.5㎡のモデレートダブル。
入ってまず目を引くのが、中央に位置する大きな机。
デスクライト完備。
高さ調節可能なイス。仕事をするには、絶好の環境です。
クローゼットに消臭スプレー、机上には除菌・消臭スプレーと、2種類のスプレーが用意されていました。
感染、消臭対策は万全のようです。
コンセントはベッドサイドに2口、棚に1口、バスルームに1口。
飲み物は、冷蔵庫内に缶のミネラルウォーター、煎茶と紅茶のティーバッグとドリップコーヒー。
使いやすい3段の棚があり、収納に困ることはありませんでした。
ベーシックな部屋としては、広めで機能的です。
テレビで大浴場の混雑状況と、コインランドリーの利用状況が把握できるのは便利でした。
室内着は作務衣。この室内着とスリッパで大浴場~部屋の移動が可能です。
大浴場
イタリアといえば古代ローマ。古代ローマといえば公衆浴場・・・
『三井ガーデンホテル汐留イタリア街』13階には大浴場があります。
15時から翌朝9時まで利用可能。
ルームキーは女性用、男性用で色分けされており、大浴場のカードキーを兼ねているようです。
以下は、男性風呂に関して。
総室数372のホテルの大浴場としては、小さめな印象です。
洗い場は9 箇所。
浴室内にはホテル内共通のシャンプーの他、シーブリーズのリンスインシャンプーと、サクセスのシャンプーボリュームアップタイプが用意されています。
脱衣室には2種類の洗顔フォーム、乳液、化粧水、ヘアトニックが用意されていました。
滞在中、大浴場には3回入りましたが、湯船に面した窓は閉まったまま。
最上階にはありますが、景色を売りにした大浴場ではないようです。
朝食
朝食は『三井ガーデンホテル汐留イタリア街』1階の「ラ・マレーア」でいただきます。
「混雑が予想されますのでお早めのご利用をお勧めします」と言われたので6時30分の開始時間にあわせて行ってみると、すでに半分の席が埋まっていました。
洋食と和食、ともに充実。
食品一つ一つに、アレルギーに関する説明が書かれています。
飲み物の種類が多い印象。
お勧めはグリーンカレー。しっかりとした辛さで、濃厚な味です。
そしてワッフル。自分で焼くからか、美味しさが倍増する気がします。
テイクアウト用カップが用意されていました。
最後に
周辺にお店は少ないですが、新橋、浜松町まで足を伸ばせば飲食店は充実しています。
隣の建物にコンビニ(ナチュラルローソン)があり、買い出しには困りませんでした。
駅から近いホテルではありませんが、周辺の環境が良いので、歩いているのが楽しくなります。
映える街並みに建つホテル。
日本にいながら、イタリアの街を見下ろす。
『三井ガーデンホテル汐留イタリア街』は、不思議な旅行気分が味わえるホテルでした。