景色よければ、それでよし
以前、聖路加タワーにある「OASIS」というスポーツジムに通っていた頃から気になっていたホテル。
上層階にあって、かなり景色が良さそうな『銀座クレストンホテル』。
泊まってみたら予想どおり。
絶景の望めるホテルでした。
アクセス
“銀座”と名がつくほど、銀座からは近くありません。
鉄道の最寄り駅は、東京メトロ日比谷線「築地」駅より徒歩約7分。
都営バス「聖路加国際病院前」バス停だと、ホテルはすぐ正面。
そして、隅田川を航行する水上バスも便利です。
『明石町・聖路加ガーデン前』で下船し、徒歩約3分。
因みに、水上バスから『銀座クレストンホテル』を見上げると、こんな感じ。
部屋から水上バスを見下ろすと、こんな感じです。
周辺環境
面する隅田川沿いにリバーウォーク。
対岸には『月島もんじゃストリート』。
散歩、食べ歩きには絶好の環境です。
サービス
フリーWi-Fiは、煩わしいパスワード入力の手間がなく、すぐに使えました。
4種類から選べる新聞が無料。
こんな感じで、朝、届きます。
眺望
ホテルは33階から38階まで。
今回泊まった部屋は、33階でした。
部屋は広め。
大きな窓で眺望は抜群です。
窓に向いた座り心地の良いシングルソファと丸テーブルで、ゆっくり眺望を楽しみます。朝食会場『しゃぶ禅』は32階。
部屋より窓が大きいため、より迫力のある景色を楽しめます。
朝食
『銀座クレストンホテル』32階の『しゃぶ禅』にて朝食です。
和朝食、洋朝食から選択します。
渋みの強い和朝食のほうじ茶、コクのある洋朝食のコーヒー。
私的には味、量ともに満足。
バイキングのように、絶えず近くを人が歩いているような慌ただしさがなく、ゆったりと景色を眺めながら、優雅な気持ちでいただけた朝食でした。
部屋
広さ30㎡のスーペリアツインルーム。
ベッドの上に掛けてある「フットスロー」、鏡張りの食器棚、重厚なカーテンが高級感を漂わせています。
用意されていた飲み物はミネラルウォーター、ドリップコーヒーと紅茶、緑茶、ほうじ茶のティーバッグ。
加湿機能付空気清浄機が常備されています。
仕事をするには充分な広さの机。
でも、残念な点がいくつかありました。
鍵
鍵穴に突っ込むタイプの鍵です。
カードキーの場合、宿泊者の人数分、用意されていたりします。
でも、ここの鍵は1つ。
2人同時に別の場所へ外出する際、ちょっと不便でした。
コンセント
コンセントが少ない印象です。
食器棚に1口、机に2口。
ツインルームで、このコンセント数はちょっとツラい。
机のコンセントは、机上照明のため1ヶ所使われています。
少しの間、スマホを充電しながら、パソコンを使って仕事しましたが、テレビの裏にあるコンセントも使う羽目になりました。
立派なベッドサイドテーブル。
電源の入らないラジオと、アラーム機能付きデジタル時計の内蔵された、旧式のもの。
ベッドサイドテーブル付近にも、コンセントやUSBジャックがほしいところです。
枕元でスマホを充電できないのは、ちょっと不便かも。
水回り
バスルームの設備は、ウォシュレット以外はかなり古い印象です。
湯と水の栓が別なので、温度調整が難しいというか、面倒というか。
そして、バスタブの水抜けが、すごく悪い。
汚水がいつまでも足にまとわりつく感覚が、ちょっと不快でした。
最後に
『銀座クレストンホテル』。
部屋に関しては残念なところもありましたが、このホテルの良さは、眺望が確約されていること。
どの部屋に泊まったとしても、33階以上ですから。
ゆっくり景色を眺めながら飲むビールは、格別です。
設備が古くて不便なこともありましたが、眺望目当てならきっと満足できるホテルだと思います。