優雅を満喫
たまにはいいんです、いいと思います、自分へのご褒美。
たまったマイルを大放出してビジネスクラスに搭乗。
今回の目的地はベトナムのホーチミンだったのですが、敢えてハノイ経由とし、トランジットすることにしました。
理由は、機内食が2回食べられるから・・・。
ベトナム航空東京発ハノイ行きビジネスクラスの旅です。
搭乗
乗り込んだ機種(“機材”と言うらしい)はボーイング787型機。
席の配列は1-2-1。今回は窓際を選択しました。
窓際の席は、すべて斜め前を向いています。人の姿が視界に入らない角度がグッドです。
座っての第一印象は、やっぱり広い。特に前後が広い。
LCCのエコノミーに乗り慣れた身としては、かえって落ち着かないほどのゆとりです。
因みに、窓際の席は前後の遮蔽率が高いので、パートナーと会話を楽しみたいなら中央の席を横並びで座った方がよいかもしれません。
機内アメニティ。さっそくリップクリームを使わせていただきました。
着席早々、ウエルカムドリンクのお誘いです。
数ある種類の中から、シャンパンを選択。優雅なひと時を楽しんでいると、最後のお客さん待ちで出発が遅れているとのアナウンスが入りました。
いつもなら腹を立てるところですが・・・。
この状況ではむしろ好都合で、さっそくシャンパンのお代わりを依頼。
食事
9時30分発の便なので、昼食をいただく、ということになります。
メニューが配られました。
午前10時30分。開始のゴングともいえる、熱々のタオルが配られました。
いよいよです。
前菜。カクテルのつまみとしてピッタリでした。
ナッツの量だけでも、グラスドリンク3杯はいけてしまいそうなほど。
かぼちゃのスープにサラダ。
そしてメインディッシュはグリルドプラウンムース、要するに“焼きエビ”。熱々でぷりっぷりの身がホクホクです。(語彙無さすぎですいません。)
ご飯付で、別にバゲットが付いてきて、炭水化物オンパレード状態。
この時点でほぼ満腹。
しかしここからが酒飲みにとっての真骨頂。ワインにピッタリのチーズが出てきました。
ここは空の上。酔いが回りやすいのでできるだけ酒量を抑えようと、つまみのチーズも控えめに。
チリ産とフランス産、2種類の赤ワインを試しましたが、ともにチーズとの相性は抜群でした。
最後はコーヒーとデザートで締め。
濃い目のブラックコーヒーと甘みの強いデザートとの相性は、これまた抜群です。
満腹なお腹に、追い打ちをかけるように流し込んだ赤ワインが分解され、酔いが回っていく。
もう動けない、っていうか、動く必要なんてない、あと3時間は。
シートを倒す。ギリギリまで倒して見慣れない天井を見つめる。
食べたら眠くなる、だから寝る。
これ以上の幸せはあるんだろうか。
じわじわと迫り寄る睡魔に身を任せ、目を閉じました。
最後に
ビジネスクラスを利用すると、付いてくるのはビジネスラウンジ利用の権利。
やらかしてしまいました。
7時30分の営業開始時刻に合わせて入ったビジネスラウンジ。
ずらりと朝食メニューが並んでいます。
朝の空腹の身ではご馳走を目の前に欲望の制御が効かず、気付いたら食べたいものを片っ端から取っていました。
昼食を、より楽しむためには、朝食を軽めにしておいた方がいいに決まってるのに。
自制って、難しいです・・・。