大迫力な轟音
地鳴りのような重低音と高周波の入り混じった音がぐんぐん近づいてきます。
見上げると、左右に伸びた翼が美しい巨大な鳥が頭上を通り過ぎていきました。
今回泊まるのは羽田空港のB滑走路の正面に位置する、『川崎キングスカイフロント東急REIホテル』です。
ロビー
広々したロビー。
カフェ、レストラン、ビジネスラウンジが併設されています。
工場をイメージしたような?配管むき出しの天井。
ビジネスラウンジは、等間隔にコンセントが設置された長机と椅子が壁に向かって配置されていて、集中しやすい環境です。テーブル席の数も充実しており、滞在中、満席で座れないということはありませんでした。
17時から翌11時までコーヒーサーバー無料利用可能。
環境に配慮しているということでしょうか。
テイクアウト用カップは、蓋までもが紙製です。
コーヒーサーバーの隣には、持ち出し無料で読売新聞が置かれています。
ぽつんと一台、卓球台が置いてありました。
宿泊者、レストランとカフェの利用者が使えます。
無料、予約はいらず、15分単位。
お借りしたラケットのラバーが剥がれていたり、ピンポン玉に小さな穴が開いていたりしましたが、楽しむには充分でした。
エレベータの前に、アメニティコーナーがありました。6種類の紅茶ティーバッグ、緑茶ティーバッグ、洗顔、エッセンスクリーム、化粧水、クレンジング、エッセンスマスク、足のストレッチパッド、ヘアブラシ、ヒゲソリ、綿棒。
ここにない歯ブラシは、部屋の洗面台に用意されていました。
部屋
広さ19㎡のスーペリアダブル。決して広くない部屋ですが圧迫感はなく、むしろ広く感じるのは天井が高いせいかもしれません。
窓からの景色。目の前を流れるのは多摩川。対岸は東京都大田区です。
机とイス。コンセントがあり、パソコン作業のしやすい机です。
室内着はワンピース。この室内着を着て大浴場との往復は可能ですが、1階ロビー内をうろつくのは禁止。
建物中央のエレベータも利用禁止です。
(大浴場との往復には、建物隅のエレベータを利用。)
テレビ台の引き出しの中に、小川珈琲のドリップバッグがありました、
ミネラルウォーターの用意はありませんでしたが、各フロアーにウォーターサーバーが設置されており、おいしい水をいただくことができました。
バスルームにはバスタブはなく、シャワーブースのみ。
パナソニックのナノイー常備。
スリッパは部屋内用と館内用の2種類。
コンセントは窓際の2箇所に2口づつ、机上に1口、ベッドサイドテーブルに1口、テレビ台に2口、バスルームに1口。
大浴場(男湯)
『川崎キングスカイフロント東急REIホテル』の2階には大浴場があります。洗い場が6箇所、レインシャワーの備わったシャワーブースが2箇所。
横に長い大きな窓からは多摩川、羽田空港が見渡せます。
男湯の更衣室には、ヘアトニックやローションの類は一切置いてありませんでした。
エクササイズルーム
大浴場と同じ2階にあるエクササイズルーム。エアロバイク2台、トレッドミル1台、バランスボール、ヨガマット。
3日間の滞在中、何度か覗いてみましたが誰も使っていませんでした。
朝食
『川崎キングスカイフロント東急REIホテル』の朝食は、5階「Captain’s Grill and Bar」でいただきます。
朝食の営業時間は6時~10時と、早いスタート。
和洋あり、中華なし。
テーブル上に予め箸は用意されていましたが、ナイフ、フォーク、スプーン類は見当たらず。
スクランブルエッグを箸でつまむのは、難易度の高い作業でした。
印象に残ったのはひとくちステーキとデザート。
3種類のタレでいただくステーキは、とろけるように柔らかい。
デザートは川崎大師の仲見世にある「住吉」のくず餅。
ともに美味しくいただきました。
最後に
『川崎キングスカイフロント東急REIホテル』周辺の多摩川沿いは道が整備されています。
ランニング環境としては最良の立地。
私は多摩川スカイブリッジから大田区側の河川敷を通って、大師橋を渡って川崎市側に戻るコースを、ゆっくり40分ほどで走ってみました。
ホテル前にはシェアサイクルがあったり、雨ならエクササイズルームで走ったりできるし・・・『川崎キングスカイフロント東急REIホテル』は、日頃の運動不足を解消するにも良いホテルだと思います。