坂、坂、坂・・・
熱海は坂の街。
「徒歩●●分か。余裕で歩けるね。」なんて言ってたら大変なことになったりします。
でも、山から海に向かっての傾斜が、どこからでも海を見渡せる素晴らしい眺望を作っています。
そんな環境に建つ、昭和レトロな老舗ホテル。
今回は、『熱海ニューフジヤホテル』に泊まってきました。
部屋
ベッドサイドに設置された、壊れたままになっている音響設備。
キャップが外れている洗面所の蛇口。
古いホテルをリニューアル利用していますが、細かい部分まで手が回っていない様子でした。
アミューズメント
私は個室カラオケと卓球を利用しました。
どちらも無料。
「滞在中1回だけ」、「午前中はアミューズメント利用不可」の伊東園ホテルがあるなかで、『熱海ニューフジヤホテル』では空いていれば何度でも利用可能です。
チェックインし、部屋利用が可能になるのは15:00ですが、アミューズメントは13:00から利用できます。
私は利用しませんでしたが、ダンスホールや漫画コーナーもありました。
また、夏季には屋内プールが利用できます。
大浴場(男湯)
『熱海ニューフジヤホテル』は3箇所の大浴場のうち、2箇所は露天風呂です。
入浴で欠かせないのが水分補給。
脱衣場に冷水機が設置されていたのは、「家康の湯」だけでした。
3箇所の大浴場すべてに設置してほしいところです。
大浴場、午前中の利用は10:00まで。
9:00から卓球をやった後に露天風呂でサッパリするのは無理でしょう。
せめて10:30まで利用できれば・・・。
露天風呂「大島」「初島」(本館11階)
服を入れるカゴは無く、鍵付きロッカーが設置されています。
脱衣場に備え付けのアメニティはアフターシェーブローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、ティッシュ、綿棒。
露天風呂「家康の湯」(アネックス3階)
服を入れるカゴは無く、鍵付きロッカーが設置されています。
脱衣場にはアメニティはアフターシェーブローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、ティッシュ、綿棒に加え、グルコサミン配合のクリームや育毛剤などが設置されています。
また、前述のとおり、冷水機と紙コップがありました。
露天風呂は、低層階ということで目の前には壁があり、左上方には電柱に乗っかった大きなトランスが見えます。
風景的にはイマイチですが、風呂の造りは岩を利用したもので、風情を感じました。
大浴場(本館地下2階)
服を入れるカゴとは別に貴重品入れが用意されています。
アメニティは本館11階露天風呂と同じ。
2つの露天風呂に比べ、広々しています。
食事
夕食、朝食ともにバイキング。
夕食は18:00又は18:20の二部交換制。
朝食は7:00~9:00の間、いつでも利用可能のようでした。
夕食では他の伊東園ホテル同様、アルコールは飲み放題です。
ビールはアサヒ・スーパードライ。
サーバーで注ぐ生ビールは格別です。
日本酒は以下の飲み比べが可能でした。
大関本醸造辛丹波、大関純米大吟醸、山田錦、樽酒と熱燗。
大人も子供も群がっていたソフトクリームコーナー。
食べれるのは夕食時のみ。朝食では利用できません。
是非、モーニングウインナーコーヒーを楽しみたいところです。
最後に
『熱海ニューフジヤホテル』は海に近い場所にあります。
熱海駅からは、ひたすら坂道を降りてくることになりますが、当然、帰り道は登り坂。キャリーバッグなんて持っていたら結構大変です。
なので、帰りは送迎バスを利用しました。
坂の街、熱海でのホテル選びは、送迎バスの有無も重要かもしれません。
海から、そしてホテルと同じく昭和の雰囲気を漂わせている熱海銀座からも近く、賑やかな場所に建つ『熱海ニューフジヤホテル』は、散歩も楽しいホテルでした。