“チンしてゆたんぽ”の暖かさは、実際どのくらい保つのでしょう
・“チンしてゆたんぽ”の温かさは8時間持続するのだろうか |
電子レンジで加熱するだけで温かさが8時間持続し、何度でも繰り返し使える“チンしてゆたんぽ”。
説明書きによると、8時間持続というのは室内温度18度で、布団の中で47度の状態から使い始めて34度をきるまでの時間、だそうです。
効果のほどはどうなんでしょう。
固い箱を開けると、出てきたのは本体と専用カバー。
この専用カバーの色。
“温かさ”を感じる色ですが、賛否ありそうな色ではあります。
早速、レンジに入れます。
加熱時間の目安として3通り記されていました。
”600Wで3分”を選びます。
持ち手を指定しているくらいなので、アツアツで出てくるのかな、と思いきや、そうでもない。
測ったら42.5度。
47度まで近づけるため、更に加熱します。
説明書きどおり、10秒づつ加熱。6回目で48度に到達。
1度下がり47度になった時点から計測を開始。
布団のなかで
冬は、布団に入っても足が冷えて、なかなか寝付けないことがあります。
寝付きをよくするために、“チンしてゆたんぽ”を使用してみましょう。
室内温度18度、ゆたんぽ47度から使い始めてみます。
カバーに足先を突っ込みしばらくすると、温かさが全身をめぐってきました。
8時間後に測ってみると、35度。
説明書きどおりの性能でした。
布団から出して
最近、自宅でのテレワークが増えました。
部屋の暖房って、頭がボーッとしてくるので筆者はあまり好みません。
仕事中は、頭をスッキリさせていたい。
かといって、室内でダウンを着るわけにもいかないし。
そこで“チンしてゆたんぽ”の出番。
布団の中での使用は、説明書きどおりの効果を得られました。
では、布団から出し、保温の効かない状態で使用した場合、温かさはどのくらい持続するのでしょう。
室内温度18度、曇りで日差しは弱め、ゆたんぽ47度から使い始めてみます。
<温度の推移>
1時間後:43度
2時間後:39度
3時間後:36度
3時間37分後:34度
筆者は、ずっと腰に当てていました。
熱が逃げない布団の中とは異なる環境での使用結果。
47度⇒34度は約3時間半といったところでしょうか。
最後に
使用環境で変わるとは思いますが、筆者の試した状況では上記の結果でした。
使い捨てではなく、繰り返し使える“チンしてゆたんぽ”。
説明書きには、使用可能回数についての記載はありません。
5年間使用できた、という情報もあるようですが。
本体の2重袋が破損した場合や、保温性能が落ちた場合は買い替えとなるでしょう。
廃棄方法については、成分の”ゲル化剤”の扱いが市区町村で異なるようですので、捨てる前に確認が必要です。
何回使えるのかは今後、検証するとして。
十分納得できる効果を発揮。
“チンしてゆたんぽ”は、費用対効果の高い商品だと思いました。