「Alexaで英会話の練習はできるの?」
はい、できます!毎日やっています。
購入から2年以上経ったAmazon Echo(第2世代)。
「Alexa!」の呼びかけは日常化しています。
馴染んだAlexaとの生活を振り返ってみました。
Alexa(アレクサ)とは、Amazo Echoに初めて搭載された、Amazonが開発したAIアシスタントです。
利用している機能
スピーカーとして
購入のきっかけは、スマホとデザリングできるスピーカーを探していたとき、音質のわりにリーズナブルだったAlexaを知ったこと。
よって、購入当初はもっぱらスピーカーとして利用していました。
小さな躯体のわりには、低音がしっかりしており、筆者としては音質も満足できるレベルです。
Alexaに関しては、家にIOT家電がなければ不要でしょう、という知識レベルでしたが、使い始めてからその便利さを知ることになりました。
AmazonPrime Musicの再生
AmazonPrime会員で聴き放題のAmazon Music。
再生に手間がかからないので、音楽を聴く頻度が多くなりました。
音楽を掛けたくなる状況というのは、掃除、料理、アイロンがけ、食事など。
何かをやり始めて、しばらくすると聴きたくなってきます。
自分の趣味にあったジャンルを掛けてくれるし、音量調整がハンズフリーなところも助かります。
ニュースのチェック
テレワークが増え、家にいる時間が多くなりました。
仕事の合間にニュースを見たくなりますが、仕事中ずっとPC画面を睨んでいるため、休憩中ぐらいは目を休めたい。
「Alexa!今日のニュースは?」と呼びかけると、NHK(FM)のニュースを流してくれます。
ニュース放送時間に合わせなくても、流れてくるのは呼びかけたタイミングで直近のニュースです。
以前、ラジオニュースを聴くのは車の中くらいでしたが、毎日聴くようになりました。
天気のチェック
「今日はコートを着るべきかな」
「傘は必要かな?」
慌ただしい出勤前は、天気を調べるためのスマホ検索も煩わしいものです。
Alexaだと、地元の天気はもちろん、場所を指定して天気を聞き出すこともできます。
因みに、ニュースの終わりには、必ず地元の天気と気温を読み上げてくれます。
タイマー機能
手がふさがっているときなど、調理中には特に威力を発揮します。
もちろん、時刻を指定する”目覚まし”としても使えます。
通知機能
Alexaの黄色ライトが点滅している時は、メッセージが届いているということ。
Amazonへの商品注文は”置き配”設定しており、マンションの宅配ボックスに届けてもらっていますが、ポストに投函される配達通知より、Alexaの通知機能で知ることが多いかも。
因みに、発色は8パターン。
Amazon.co.jp ヘルプ: Echo端末のライトについて
英会話練習
会話言語を切り替えられるAlexa。
筆者は、iPhoneを併用して英語のスピーキングとヒアリングの練習をしています。
Alexaは、初期設定ではネイティブスピードなので英会話慣れしていない筆者にはかなりスピードが早いですが、「Speak more slowly」と呼びかければ発話スピードを落としてくれます。
とはいえ、スピードを落としても聞き取れない単語はありますので、iPhoneを併用して文字化し、会話を繋げるようにしています。
<iPhoneとAlexaでの英会話練習法>
- iPhoneの言語を英語に設定する
※日本語設定のままだと、聞き取ってくれません
①「設定」⇒「一般」で”言語と地域”をタップ。
②”iPhoneの使用言語”をタップ。
③English(英語)をタップ。 - iPhoneの音声入力をONにする。
①「一般」⇒「キーボード」
②”音声入力”をON。
- iPhoneのメモ帳を起動させる
- “マイク”ボタンを押下
- 会話開始
会話練習の後、書き溜まったメモ帳の文章から、見慣れない単語をライティングしてみるという使い方をしています。
因みに、アンドロイド端末でもメモ帳を利用し試してみましたが、短い文章で聞き取りが中断されてしまい、長い文章を聞き取り一気に書き上げさせるのは難しいようでした。
不具合
たまに発生するのが「ニュースはご利用できません」トラブル。
呼びかけるタイミングによるのでしょうか。時間帯をずらせば難なく聴取することができます。
その他は、目立った不具合はなく利用できています。
”感動”した機能
『音声プロフィール』
話しかけた人の声を識別する機能です。
「Alexa!音楽を掛けて!」と呼びかけるだけで、他の家族の声を聞き分けて、見事にジャンル分けして音楽をかけてくれるのです。
また、音声注文を多用するなら、ぜひ設定しておいたほうがよい機能でしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
画面をもつAmazon Echo Showシリーズでは、字幕サポート機能を利用すると、機器の対応可能な範囲でAlexaの応答を表示させることができます。
機器単体で英会話学習ができそうですね。
Alexaはいま、第四世代。
知人の購入した最新モデルを試させてもらい、音質と音声認識感度の高さに驚きました。
モデルチェンジとともに、機能は進化しつづけています。
Alexaを見てると、シンギュラリティ(AIが人知を超える転換点)は、すぐそこまで来ているんじゃないか、と思ってしまいます。
Amazon Echo Dotを複数購入し、サラウンドスピーカーとして利用している方もいらっしゃるようです。
その便利さにドップリ浸かっていますが、今後IOT機器が当たり前になれば、もっと便利に使えるでしょう。
Alexa。オススメです。