景色に圧倒されて
瑞芳から九份までバスで揺られる、いや、“揺さぶられる”こと約20分。
山づたいに延びるワインディングロードを、運転の荒いバスに揺さぶられ、イスに座れず吊革につかまっていた私は、肩から腕にかけて筋肉痛になりました。
深夜便で台湾桃園国際空港に着いて以来、動きっぱなしで身も心も疲れ切っていたので、未だチェックイン時刻ではないにもかかわらず、藁にもすがる気持で宿に到着。
今回泊まるのは、台湾九份のOld Street Seaview Homestay(老街口海景民宿)です。
部屋
チェックインは、LINEで到着した旨を知らせ、スタッフから鍵を預かるシステム。
因みに、LINEは日本語対応可能。
事前に質問事項などのやり取りも可能です。
渡されるのは鍵というか、ドアの暗証番号が記されたキーホルダー。
宿の入り口と部屋は、暗証番号で開錠します。
因みに建物の入り口は1階と4階にあり、4階の入り口はすぐ横にファミリーマートの入り口があります。
館内の細い廊下。提灯のような照明が、九份らしい雰囲気を出しています。
給水機完備。給水機の隣にあるのは、朝食が届くロッカーです。
エレベータはありません。
廊下もあまり広くないので、大きめのスーツケースを持っての移動はすこしツラいです。
広さ40 m²のデラックスオーシャンビューダブルルーム。室内はリノベーションされている様子。
窓からの景色。窓が薄汚れていたのが少し残念でした。
ソファとテーブル。滞在中は1度も使いませんでした。
スリッパはビニール製。
テレビ。
エアコンの他、扇風機や空気清浄機なども完備。
冷蔵庫はありません。
なので、私はビールを飲み終える都度買いに出て、宿とコンビニを3往復しました。
アメニティはシャンプー、ボディソープ、フェイスタオル、バスタオル、ドライヤー。歯ブラシ、ヘアブラシ、ヒゲソリなどはありません。
室内着もなし。
シャワーと大きめのバスタブ。シャワーの勢い、排水ともに問題なし。
ただ、お湯が出てくるまでは少々時間がかかります。
コンセントは、居間に4箇所、バスルーム入口に1箇所、バスルーム内に2箇所。
壁が薄いせいか、廊下を歩く人の足音がよく聞こえました
朝食。朝食は8時半から9時の間に、廊下にあるロッカーに届けられます。
サンドイッチ(ハムとレタス)と甘い紅茶。
台湾っぽさは微塵もなく、え?これだけ?とちょっと落胆。
でも、九份は朝食を食べられる店は少ないので、ありがたいことです。
チェックアウトは午前11時。
スタッフに会うことはなく、暗証番号が記されたキーホルダーをドアに掛けておくだけでした。
最後に
チェックイン時刻は16時が定刻ですが、私が着いたのは14時。
LINEで着いた旨を連絡しようとスマホをいじっていたら、ドアが開いて宿のスタッフが出てきました。
”早く着いてしまったのですが”、と告げると、チェックインを許されて部屋に入ることができました。
宿の、粋な計らいに感動・・・。
Old Street Seaview Homestay(老街口海景民宿)は老街の入り口、コンビニが近くて、融通が利く居心地のよい民宿でした。