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野鳥の楽園『東京港野鳥公園』に行ってきました

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疲れ気味な目の保養になりました

観察広場からの風景写真
中央卸売市場や倉庫などが立ち並ぶ、大きな車の往来が多い埋立地の一角。
青々と生い茂る緑の壁が、はるか遠くまで続いています。
東京港野鳥公園
ひとたび敷地内に入ってみると、不思議と車の音は気にならなくなりました。

木の葉のこすれる音や、かん高い鳥の鳴き声に包まれながら、緑の中を散策。
しばらくすると、緑のトンネルの先に大きな淡水池が見えてきました。

淡水池の写真
双眼鏡や、大きなカメラを抱えた人に出会います。
三脚の上に大きな望遠レンズ付きのカメラを固定して、真剣にファインダーをのぞいている人。
目をこらして、木の上でさえずる鳥を見つけようとしている人。
ゆっくり、静かに傍らを通ります。
緊張感の漂う公園というのも、ある意味、新鮮な体験です。 

観察広場

池のほとりで姿をかくし、鳥たちの警戒を解くために観察広場や観察小屋が設置されていました。

観察広場の写真
小さく開いた窓枠には望遠鏡固定用のスタンド、そしてベンチが設置されており、“腰をすえて”鳥を待ち構えることができます。

観察広場の内側の写真
大きな声を出さないよう、注意書きが貼られていました。

ネイチャーセンター

「塩入りの池」のほとりに建ち、景色を一望できる4階建ての建物。
ここでは、ゆったりソファに座って、くつろぎながら鳥を観察することができます。

池にくちばしを何度突っ込んでも、なかなか魚を捕れないシラサギ。
豪快に水面すれすれを飛び過ぎていくカワウ。
座り心地のよいソファに身をあずけながら、見入ってしまいました。
リラックスして鳥を眺めるには、よい場所です。

最下階には「がた潟ウォーク」と名付けられた、干潟観察用の遊歩道が設置されています。

「がた潟ウォーク」の写真
干潟には、カニが歩きまわっていました。
たくさんのカニ
カニだらけ。
東京港野鳥公園の干潟に生息するカニは12種類。

東京湾野鳥公園に生息するカニの標本写真
運がよければ、トビハゼなんかも観ることができるようです。
因みに、この遊歩道は幅がせまくて手すりもありません。
カニを近くで撮ろうと夢中になってスマホを落としたり、バランス崩して泥の中に足をつっこんだりしないよう、ご注意を。

その他

行き方

無料の専用駐車場がありますが、台数は限られています。
周辺にコインパーキングはみあたらないので、確実なのは公共交通機関&徒歩。
周辺には、バス停がいくつかあります。
バスの本数は少なめ。
公園入口から一番近いバス停は『野鳥公園入口』ですが、日曜、祝日は運休。
東京モノレール「流通センター」駅からの徒歩(約15分)が無難かもしれません。

食事

公園内にはレストランや売店はなく、自動販売機のみ。
公園周辺には飲食店、コンビニなどはありません。
ネイチャーセンター1階の自動販売機で多少の軽食は買えますが、あらかじめ用意して持ち込んだほうがいいです。

Wi-Fi

「TOKYO FREE Wi-Fi」が使えます。

最後に

東京港野鳥公園に飛来する鳥は、40種類以上。
動物園のように、鳥を集めて檻に閉じこめているのではありません。
鳥が飛来する環境を整えて、たくさんの鳥が来るようになった、ということ。
見えている生きものは、人間が管理しているのではなく、全て野生。
野生動物が集まる環境をつくり、維持しているというのは、大変なことだと思います。

ネイチャーセンターの観察ロビーに置かれたソファに腰掛けて、パソコン打ちながら、ときどき窓の外を眺めていました。
パソコン画面に疲れると、遠くを見たくなります。
日常では、遠くのものの動きを観察することって、めったにありません。
遠くを見ることで、目の運動になります。
子どものいない平日なら、テレワークに向いてるかも?

東京港野鳥公園では、無料で双眼鏡を借りることができます。
観察小屋にこもって、双眼鏡でガッツリ観察するもよし。
ネイチャーセンターのソファで、ボーっと眺めるもよし。
“目の運動不足”解消、保養にお勧めです。

東京港野鳥公園
大田区東海三丁目1番
東京港野鳥公園|海上公園なび (tptc.co.jp)