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実際使ってみて、どうよ?!

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悲しい仕上がり・・・革靴の染み取り失敗談

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落ちない、どうしよう・・・

雨染みの付いた靴先の写真大雨の中を履いていた革靴に、染みができてしまいました。
「雨染み」。
いつか何とかしようと思い、放置すること約半年。
やっと重い腰を上げ、レザーローションで拭いてみました。
全く落ちません。

靴修理店に持ち込んでみると、「半年ですか。んー、とりあえず洗浄してみますけど、落ちるかどうかわかりませんね。」

落ちるかどうかわからないのに、金なんて払えるかっ!・・・てことで、自分でやってみることにしました。
染みがわからないレベルまでになれば良いんだけど。

何か方法はないものか。
さっそくネットで検索してみました。

家にあるもので何とかする

「消しゴム」で消してみる

革製品専用消しゴムの代わりに、普通の消しゴムを使ってみます。

雨染みを消しゴムで消そうとする写真最初は軽く、だんだん力をこめて擦ってみますが全く変化なし。
茶色く細長に丸まった消しカスが落ちただけ、でした。

「中性洗剤」で洗い落としてみる

水で薄めた中性洗剤を布に含ませて固く絞って拭きます。

中性洗剤ボトル裏面の注意書き写真
消しゴムの消しカスと同じように、靴の染料が付着し布が茶色くなりました。

靴の染料が布に付着した写真

「ハンドクリーム」で拭き取ってみる

あるネット記事に、ハンドクリームは革靴の汚れ落としに代用可能で「汚れ部分に馴染ませ、全体に伸ばして乾かし、拭き取ります。」と書いてありました。

革靴にハンドクリームを塗ろうとしている写真保湿が目的のハンドクリーム。
乾くまで、相当時間がかかりそう。

一晩置いてみましたが、完全には乾いていない様子。
とりあえず拭き取ってみます。

革靴に塗ったハンドクリームを拭きとる写真
あれれ、汚れが拡大してる?
やっぱり、専用品を買わなきゃダメか・・・。

専用洗剤を買う

「サドルソープ」で洗ってみる

サドルソープの写真サドルソープとは、革製品専用石鹸のこと。
革に必要な脂分、ツヤを出すワックスなどが含まれています。

  1. 準備
    サドルソープの他にバケツ、スポンジ、ブラシ、タオルを準備
    スポンジはバスルーム掃除用、ブラシは使い古した歯ブラシを流用しました。
  2. 紐を外す
    靴紐を外します。
  3. 濡らす
    バケツに水を汲み、スポンジに水を含ませて靴全体を濡らします。
  4. 洗う
    スポンジでサドルソープを泡だててから靴を洗います。
    汚れが気になる部分はブラシで洗います。

    革靴を濡らしている写真

    革靴をサドルソープで泡だてた写真

  5. ゆすぐ
    サドルソープの保湿成分が残るよう、水で軽くながします。
  6. 拭きとる
    タオルで水分を拭きとります。
  7. 干す
    新聞紙を丸めて靴に突っ込み、陰干しします。
  8.  

乾いた後、靴クリームを塗って仕上げます。
出来上がった写真がコレ ⇓

革靴をサドルソープで洗った後の写真
染みが落ちたわけではなく、全体的に色が濃くなって、黒染みが目立たなくなってはいるけど。
靴クリームで磨いたけど、表面の張りと光沢は戻らず。
何だか、別物になってしまった・・・。

反省

  • 対処は早く
    汚れを見つけた直後は、布で拭く以外は何もしませんでした。
    6ヶ月間という長い放置により、汚れが完全に染み付いてしまったと思われます。
    汚れたら、早く対処すべきです。
  • “ハンドクリーム”の使用はやめたほうが・・・
    汚れが拡大してしまったのか、ハンドクリーム自体が黒ずみ染み付いてしまったのか。
    使い方が悪かったのか?
  • “ゆすぎ”は軽く
    サドルソープの保湿成分が残るように、すすぎは軽くとどめたつもりでしたが、乾いた後は表面が少し干からびたようになっていました。
    泡を無くす程度で、ぬめりが残っているくらいが良さそうです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

靴に限らず、革製品はしっかり手入れすれば驚くほど長持ちします。
大事なのは、専用品を使って早めに手入れすること。

時間もお金も、ケチってはいけません。
当たり前のことですが、実感しました。

この失敗談がお役に立てれば、嬉しいです。