古き良き・・・
入ると、まず大きな絵画に目を奪われました。
バブルの頃に建て始められたホテルだからでしょうか。
何枚もの絵画が飾られた、広々とゆとりのある豪華なロビーが贅沢さを漂わせています。
随所に置かれた、様々な形のソファ。ゆったりした座り心地が、さらに気分を盛り上げてくれました。
今回泊まるのは『ホテルイースト21』。
野外プールやヘルスクラブが併設された、ラグジュアリーホテルです。
部屋
デラックスダブルルーム。
2枚の窓の中央に位置する、せり出した太い柱により、リビングと寝室が分かれたように見える部屋です。
残念ながら、スカイツリー側ではありませんでしたが。ガーデンプールを見下ろせる景色も、なかなか良いものです。部屋全体の照明は、入り口ドア横にあるスイッチで操作します。
ベッドサイドにあるのは読書灯のスイッチのみ。
広い部屋なので、ベッドサイドにも全体照明のスイッチが欲しいところです。
ウォークインクローゼット。引き出しの中に、室内着とセキュリティボックスが設置されていました。
飲み物は、ミネラルウォーター、煎茶、ほうじ茶。
2種類の湯呑と、タンブラー、ワイングラス、ワインオープナー、栓抜き、紙皿、割り箸。
キャスト、ミラーリング機能があり、YouTube、 ABEMAなどが見れる機能的なテレビ。画面の向きを変えられますが、柱が邪魔でソファ側、ベッド側いずれも画面を真正面からみることはできませんでした。
ソファとテーブル。円柱形のクッションが、いい感じに腰に当たります。
ありがたかったのが、枕の種類が多いこと。
ベッド上には柔らかめ、少し硬めの2種類の枕。
さらに無料貸出品として3種類(そば殻枕・半そば殻枕・パイプ枕)が用意されていました。
発熱時に便利?な冷却枕もありました。
コンセントを備えた机と、座面が広めのイス。仕事場としても、申し分ない環境です。
広々としたバスルーム。
内装はリニューアルされているのに水まわりは古いままで、汚水がなかなか抜けず気分の悪い思いをしたことがあります。
ここ『ホテルイースト21』の水回りはしっかりメンテされているからでしょうか。”ゴーッ”という音を上げながら気持ちよく流れてくれました。
エコを意識したアメニティ類。
朝、ドアを開けたら新聞が届いていました。
チェックイン時に日経、読売、産経、毎日新聞から選び指定していたもの。
朝からちょっと、贅沢な気分です。
チェックインは早めの14時。
11時のチェックアウトまでゆったり過ごすことができました。
朝食
『ホテルイースト21』2階のブラスリーハーモニーで、ブッフェ形式の朝食です。
朝8時半。窓から見えるレストラン内には空席がちらほら見えるのですが、料理が並ぶテーブルでの混雑を避けるためでしょうか、外で2組ほど、待たされていました。
和食洋食バランスのとれた品揃え。
少し残念だったのは、食品の補充が追いついていなかったこと。
特にサラダとパンは枯渇気味。
パンはホテル内のベーカリーショップで焼いているらしく、温かいクロワッサンを戴くことができました。
江東区深川の名物「深川丼」は出来たてが食べられて、お勧めです。
最後に
最上階(21階)、広くて眺めの良い窓からの夜景。
まっすぐ伸びた道路の先にスカイツリーがしっかりと見えました。
『ホテルイースト21』の周辺は飲食店や大型スーパーマーケットなど、飲み食い買い出しに便利な環境である反面、最寄り駅(“東京メトロ東西線「東陽町駅」)から歩いて約7分と、駅からが少し距離があるのが残念なところ。
無料シャトルバスは、ホテルを出発するバスのみで、最寄り駅からホテルへのシャトルバスはありません。
因みに、駐車場は100台以上のキャパがあり一泊1,500円。チェックアウト当日16時まで出し入れ自由です。
ひとたび来てしまえば、便利快適この上ないホテル。
マイカーで来て連泊して、ガーデンプールやヘルスクラブで楽しみ、ゆっくり過ごす。
『ホテルイースト21』は、そんな使い方が良さそうなホテルだと思います。