圧巻!の眺め
正面入口、そしてフロント左手と右手。
迫力のある絵画に目を奪われました。
KANZASHI(かんざし)という和の、柔らかいイメージとは異なる刺激的な演出にワクワクさせられます。
2021年4月リブランドオープンしたホテル。
『THE KANZASHI TOKYO ASAKUSA』に泊まってみました。
よいところ
眺め
ROOF TOP TERRACE(ルーフトップテラス)はホテルの14階に位置する屋上テラス。
スカイツリー、浅草寺が一望できます。
時間帯によっては音楽が流れていたり、間接照明もあり雰囲気抜群です。
飲食物持ち込み可。
テーブル等はありませんが、腰かける場所があり居心地は良さそう。
夏、隅田川の花火がよく見えそうです。
でも、風が強いので冬はかなり冷えます。
テラスへのドアは開放されており、「寒いから戻ろう」とエレベータを呼んでから待つ間も寒さに震えます。
“ちょっと”観に行く場合も、しっかりとした防寒対策が必要です。
レンタル
個人的に気に入った無料レンタル品をご紹介します。
- スピーカー
フロントで、箱に入ったまま渡されます。
SONYの充電式ブルートゥーススピーカー。
大きさの割に、しっかりと低音が効いていました。
ローソクのような光がともり、気持ちをリラックスさせてくれます。 - 自転車
受付時間内(6:00~17:00)にフロントへ声をかけて借ります。
予約不可。
1回のレンタルは4時間まで。
身分証明書の提示(コピー撮られます)と同意書の記入が必要。
5台用意されているそうです。
口径が小さめの車輪に5段変速付きで、漕ぎ出しは軽め。
車道をかっ飛ばすというよりは、歩道をゆっくり走らせる。
街乗りのしやすい自転車でした。『THE KANZASHI TOKYO ASAKUSA』から上野公園、東京スカイツリーともに2kmほどと、自転車なら無理なく往復できる距離。
高低差もなく、自転車移動に適した環境です。
朝食
朝食付きプランでの食事は、『THE KANZASHI TOKYO ASAKUSA』の1階にあるELOISE’s Caféでとります。
SIDE DISH
・アサイースムージー
・季節のオリジナルスープ
これら2品の中から1つ。
MAIN DISH
・季節の雪見フレンチトースト(浅草限定)
・スパム&チーズエッグベネディクト
・三笠ホテルビーフカレー
・ブルーチーズ&ガーデンサラダ
これら4品の中から1つ。
そして、コーヒーか紅茶。
筆者が選んだのは・・・
【季節のスープ】
訪問時(1月)の季節のスープは、「オニオンスープ」でした。
【スパム&チーズエッグベネディクト】
ナイフを入れると、オレンジ色の黄身があふれ出てきます。
なかなか食べごたえのある量でした。
【ホットコーヒー】
コーヒーは酸味の強いタイプか苦味の強いタイプかを選べます。
苦味の強いタイプを選択。
ガツンとくる濃い味。
飲みごたえのあるコーヒーでした。
いまひとつのところ
アクセス
大きなキャリーバッグでの移動は、少々キツい距離です。
つくばエクスプレス「浅草駅」A出口から徒歩約7分。
東京メトロ銀座線「浅草駅」A4出口から徒歩約10分。
都営地下鉄浅草線「浅草駅」A4出口から徒歩約12分。
雨天や、荷物が多いときにはバス利用が無難。
東武浅草駅前バス停“11番のりば”から、都営バス“都08日暮里駅前行き”で「浅草二丁目」バス停か、「奥浅草」バス停で下車します。
ほかには
香り
エレベータ内の香り。
最初は自分が乗る前に、たまたま香水のキツい人が乗っていたのかな、と思いました。
個人的には好きな香りでしたが、香りは好みが分かれるといいます。
香りが少しキツいと感じる人もいるかも。
部屋
泊まったのはダブルルーム。
12㎡と狭めです。
コンセントはテーブル上に2口、ベッドの枕元に1口、バスルームに1口。
小さめの冷蔵庫と空気清浄機。
アメニティはこんな感じ。
飲みのものは緑茶、フルーツティー、ドリップコーヒー。
ルームウェアは上下セパレートタイプでした。
テーブルは、物を置くだけなら充分な広さですが、奥行きがなく足のやり場に困るので、長時間のパソコン仕事等には不向きかも、です。
最後に
『THE KANZASHI TOKYO ASAKUSA』前の「言問通り」を挟んで斜向かいに『千葉屋』という“大学いも”専門店があります。
老舗の人気店で、個人的に好きなのは歯ごたえのある「切り揚げ」。
宿泊の折に、行列のない時間帯を見計らっての購入をお勧めします。
筆者はホテルで借りた自転車で、上野公園まで行きました。
因みに、上野公園内の美術館、博物館に出向くなら、「正岡子規記念球場」横の仮設駐輪場がお勧め。
無料で使えて、美術館、博物館に近くて便利です。
近所の浅草寺や花やしき周辺を散歩したり、自転車を借りて隣の街まで足を伸ばしてみる。
そんな使い方が楽しいホテルでした。