データ消去できないパソコンに、粗大ごみのプリンター
実家の物置を整理していたら、分厚いノートパソコンが出てきました。
電源を入れると、懐かしい音とともに画面が立ち上がります。
Windows XPのノートパソコン。
そして、インクジェットプリンター。
ともに15年以上前の代物です。
実家の親いわく「買ってはみたものの使いこなせずに飽きてしまって、しまい込んであった。邪魔なので処分してほしい」と。
処分するノートパソコン(DynaBook T4series)は、データ消去にリカバリディスクが必要とされる機種です。
しかし、リカバリディスクは見当たらず、手元での消去は不可能。
そして、プリンターは粗大ごみなので、処分にはお金がかかります。
要望としては、
- 無料でWindows XPのパソコンを引き取ってくれること。
- 無料でデータ消去してくれること。
- 無料でプリンターを引き取ってくれること。
全てを満たしてくれる業者はあるのだろうか・・・
処分品
- ノート型パソコン『東芝DynaBook T4series』Windows XP Home Edition
- インクジェットプリンター『PIXUS』
「パソコン無料回収」業者の比較
「パソコン無料回収」でネット検索し、数社を比較してみました。
全ての要望を満たしていたのが【パソコンダスト】。
Windows XPパソコンと一緒であれば、プリンターを無料で引き取ってもらえます。
指定の宅配業者による発送であれば、送料も無料。
さっそく依頼することにしました。
発送作業
- パソコン内データの消去
【パソコンダスト】では無料で全データを消去してもらえますが、もし不安であれば、自身で消去処理を行うのが確実でしょう。
消去方法はメーカーや機種により異なりますので、当ブログでは割愛します。 - 宅配業者の選定
【パソコンダスト】で”着払”対応可能な宅配業者は、ヤマト運輸と佐川急便。
条件は微妙に異なります。
<ヤマト運輸>
三辺合計160cm以内、重さ25kg以内
<佐川急便>
三辺合計160cm以内、重さ30kg以内
今回は、佐川急便を選びました。 - 箱詰め
捨てずに保管していた、三辺合計140cmのダンボール箱を利用。
ノートパソコンを入れ、インクジェットプリンターを入れます。
電源ケーブル、コネクタを入れて。
中はまだまだ余裕があり、スカスカです。
すき間に”プチプチ”や、丸めた新聞を突っ込んで、
フタを閉め、ガムテープでしっかり止めます。 - 計量
ダンボール箱を抱え、体重計に乗ります。
体重と差し引いてみると、10kgほど。
重さも、ぜんぜん余裕でした。 - 「着払伝票」への記入
「着払伝票」に送付先、送付元の住所等を記入します。
今回は事前に用意しましたが、集荷時に持参してもらい、その場で記入することも可能です。 - 集荷予約
「佐川急便」へ電話。
集荷日時を約束します。
時間約束は可能か尋ねたところ、午前中は配達をメインに行なっているため、午後であれば2時間幅での約束が可能とのことでした。 - 引き渡し
集荷約束した日時に「佐川急便」が来訪。
ダンボールを手渡します。 - 【パソコンダスト】のサイト「宅配・持込回収のご報告フォーム」に「着払伝票」の伝票番号など、必要事項を入力し完了です。
最後に
プリンターを「粗大ごみ」として処分した場合、
- 手数料がかる
「ごみ処理券」を購入する必要があります。
インクジェットプリンター/高さ20cm以下:200円~400円
(上記は東京都区内例。行政区によって異なります。) - 引取日にあわせてゴミ出し
行政のサイトで日時予約する必要があります。
時期によっては、1ヶ月先まで予約がうまっていることも。
と、デメリットだらけ。
処分に困っていた、Windows XPパソコンとインクジェットプリンター。
今回は【パソコンダスト】に引き取ってもらうことで、無料で簡単に手早く処分することができました。
なお、製造年から5年程度までのパソコンであれば、買い取ってもらえる業者もあります。
パソコン処分の際は、いくつかの業者を比較し、検討することをおすすめします。