3Gが使えなくなるので・・・
3Gガラケーから4Gスマホへ機種変更するにあたり、複数の会社を比較してみることにしました。
利用者は80歳。
これまでの月々の通話料は、約3,700円。
端末代を分割して通信料と合算して、3,700円を下回ることが理想です。
希望条件など
- 時間を気にせず、たくさん話したい(通話時間無制限定額)
- 見やすく操作しやすい端末(スマホ)であること
- 月々の支払額が安いこと
- ギガ数は少さくてよい
- 通信会社はどこでもよい
- 口座振替による支払いが可能であること
- オンライン手続きであること
- 4年以上継続して契約する前提であること
以上の条件から、まずは端末(スマホ)候補を選び、その端末(スマホ)を扱う通信会社での月額料金(通信料金+端末分割料金)を比較してみることにしました。
端末(スマホ)候補
- 「らくらくスマートフォンF-42A」
(富士通コネクテッドテクノロジーズ) - 「BASIO4」(京セラ)
- 「シンプルスマホ5」(シャープ)
- 「簡単スマホ2」(京セラ)
試算と比較
今回、比較した結果は、以下のとおり。
契約後4年間の支払総額を比較すると・・・
もっともリーズナブルな会社は『UQモバイル』でした。
(月間途中で加入する場合、初回請求分は日割り)
利用する端末は「BASIO4」
※「BASIO4」の設定など⇒3G(GRATINA2)⇒4G(BASIO4)|データ移行やBASIO4の設定
結論
端末込みでの月々の支払いが3,000円を下回る『UQモバイル』に決定。
ギガ数は3GBまで利用可能。
「BASIO4」の端末価格には、17,280円もの開きがありました。
基本料金の安さに加え、低く抑えられた端末の値段が勝敗を決めた、という感じです。
auでは、3Gから他社への乗り換えに際して、以下の料金が請求されます。
- 解約金:10,450円
- MNP転出手数料:3,300円
しかし、旧契約先(au)と新契約先(『UQモバイル』)は、ともにKDDIであるため、無料になります。
解約時に一度支払うことになりますが、後に『UQモバイル』で発生する通話料に“充当”されます。
感想など
サイト上で試算することができる会社の中に、現在の通話料金と比較させ、割安さをアピールする会社がいくつかあります。
中には、通話料金を加味せず比較して“割安になる”と表示されるサイトもありました。
表示をそのまま鵜呑みにせず、不審点は都度、問い合わせることが肝心。
問い合わせに関しては、チャットは待たされることがあまりなく、文字をコピペし記録しておけます。
繋がりにくくて待たされる電話よりも効率的だと感じました。
オンラインでの契約手続きだと、端末(スマホ)の設定は自分で行うことになります。
3Gガラケーに保存されているアドレス帳や写真などのデータ移行方法も、あらかじめ考慮しておく必要があります。
(申し込みはこちら⇒ UQモバイル )
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はシニアの立場でスマホ契約を選んでみました。
シニアの一人暮らしだと、スマホの扱いに慣れるまでのアフターサービスも重要です。
- オンラインではなく、最寄りの窓口で手続きを行い、慣れるまでのサポートを求める。
- 『J:COMモバイル 』で契約し、オペレータが電話でサポートしてくれる「おまかせサポート」(ひと月あたり550円/加入後3ヶ月間は無料)を活用する。
- 『ワイモバイル』で契約し、症状の診断や「かんたんスマホカスタマーセンター」のサポートを受けられる「押すだけサポート」を活用する。
など、契約後のことも考える必要があります。
auは2022年3月末で、
ソフトバンクは2024年1月下旬で、
NTTドコモは2026年3月末で、
3G回線を使えなくなります。
格安SIMを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)。
割安なプランを打ち出す大手通信会社。
いったい、どれを選ぶべきなのか。
使う側としてはまず、自分の希望を明確にし、整理した上で試算、比較して選ぶ必要があります。
この記事が、3Gから切り替えの参考になればうれしいです。