加入中の保険を見直すことにしました。
自転車事故で高額の賠償金をカバーできる保険に入っておきたいけど、月々の支払いはできるだけ抑えたい。
条件を絞って、自転車保険を選んでみました。
必須条件
- 個人賠償責任保険
最も高額になる対人賠償は確実に補償して欲しい - 被保険者は本人のみ
- できるだけ安いこと
永く加入するため、長期割引があれば利用 - 示談交渉サービスあり
自分で示談交渉するのはスキル的にも時間的にも困難 - 補償額1億円以上
事故の判例から、1億円は確保したい
自転車保険の比較
(1)au損保「Bycle(バイクル)」
個人タイプ、ブロンズコース
上記の保険料は2年分先払いで、ひと月あたりの金額です。
ちなみに月払いだと340円/月、1年分の先払いだと約315円/月となります。
(2)全日本交通安全協会・損保ジャパン「サイクル安心保険」
プランA
”Web申し込み”の年間掛金1,670円を月割りした金額です。
契約種別に本人・家族の区別はなく、もっともベーシックなプランAでも家族全員が補償対象になります。
(3)Yahoo!保険「ちょこっと保険」
スモールセット、本人型
自転車関連に限らず、健康・医療・介護など日常生活での困り事を相談できる“生活サポートサービス”が利用できます。
(4)ZuttoRide「CycleCall」
プランM
年会費4,300円を月割りした金額です。
(5)LINE自転車保険「LINEほけん公式サイト」
自転車ライフ安心保険
示談交渉サービスを追加すると350円/月になります。
(6)三井住友海上「ネットde保険@さいくる」
Cコース、本人型
年間保険料3,990円を月割りした金額です。
(7)「セブンイレブンで入る安心の自転車保険」(三井住友海上)
お一人様プラン、本人型
年間保険料3,990円を月割りした金額です。
セブンイレブンにある「マルチコピー機」で申込み手続きを行います。
(8)楽天「超かんたん保険」
本人型、節約コース
年払い2,390円を月割りした金額です。ちなみに月払いだと220円/月となります。
結論としては
必須条件を満たし、月額139円とダントツで安い全日本交通安全協会・損保ジャパン「サイクル安心保険」プランA(1年契約)』で決まりではあるのですが・・・。
自分のケガの補償まで付いて月額約199円の、楽天「超かんたん保険ー自転車保険プラン」も魅力的ですね。
自転車事故について
自転車による交通事故の件数は、平成29年の実績で5,299件。
そのうち、対歩行者の事故件数は2,550件、自転車相互の場合は2,749件。
歩道上で飛ばしたり、信号無視をするなどは論外ですが、交通ルールを守って慎重に走っていても、事故を起こして加害者となるかもしれません。
歩行者相手の事故の場合は、自転車側の責任割合が大きくなります。
更に、歩道上で歩行者を自転車でケガさせた場合、自転車側の責任割合は100%になります。
平成25年には9,500万円という賠償額が課せられた判例もありました。
事故を起こさないよう運転するのは当たり前ですが、街中で自転車を乗り続けるのであれば、万が一に備えた保険は必要ですね。
参考:04.pdf (mlit.go.jp) 国土交通省サイト『第1回 自転車の運行による損害賠償補償制度のあり方等に関する検討会』配布資料
最後に
いかがでしたでしょうか。
保険って、サイトや資料をみていると、だんだん不安に煽られて「あれもこれも」と、無駄な特約を付けてしまいがちです。
初めに最低限何が必要かを決めて、ブレることの無いように同じ条件で比較することがポイントです。
なお、生命保険や火災保険などには、自転車保険が付いていることがあります。
加入を検討する前に、まず今自分が入っている保険に自転車保険が付いているかどうかを確認しましょう。
当記事では、最低限の補償で月々の支払いを抑えた、本人型の自転車保険について比較してみました。
同じ条件で自転車保険を探している人の参考になれば幸いです。
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