うっかりしてた!どうしても飲みたい!
夏の家飲み。
ビールはもちろん、よく冷えたスパークリングワインや白ワインが美味しい季節です。
飲みたいときにボトルが冷えてない・・・
ただ冷蔵庫、冷凍庫に突っ込むだけより、もっと早く冷やす方法はないだろうか。
そこで使ってみたのが、ル・クルーゼの『アイスクーラースリーブ』。
口コミを見ると、“使える”、“使えない”、両極端な意見です。
ホントのところはどうなんでしょう・・・
今回は、白ワインを使って調べてみることにしました。
とにかく、冷やす
買ってきたばかりの常温の白ワイン(27℃)。
ボトルの裏面ラベルに適温が載っていました(8℃~10℃)。
目標温度は10℃。
冷凍庫に6時間入れ、キンキンに冷やしておいたアイスクーラースリーブを使い、冷凍庫(庫内温度0.6℃)に入れ、冷やしてみます。
- ワインボトルだけを冷凍庫で冷やした場合
27℃⇒10℃:34分 - アイスクーラースリーブを装着したワインボトルを冷凍庫で冷やした場合
27℃⇒10℃:28分
その差は6分でした。
若干早く冷える、といった程度でしょうか。
1分でも無駄にできない、超緊急の場合は良いかもしれません・・・。
本来の使い方
アイスクーラースリーブの本来の使い方は「保冷」。
その性能を・・・測ってみました。
まず、10℃に冷やしておきます。
この適温を、どのくらい維持できるんでしょうか。
室内温度27℃、湿度70%の条件下で試します。
アイスクーラースリーブ装着後、一気に温度が下がり始めます。
8.3℃まで下がった後、徐々に温度を上げていきますが、そのペースは緩やか。
10℃代を超えるまで、34分。
2人~3人でボトルを空けるなら、充分な保温時間ではないでしょうか。
試しに
室内で常温(27℃)のワインボトルにアイスクーラースリーブを装着した場合、どの位まで温度は下がるのか、測ってみました。
室内温度27℃、湿度70%の条件下で試します。
約50分かけて、約9℃下げるので精一杯でした。
最後に
届いたばかりのワインを、どうしてもすぐ飲みたくなったり。
すぐ飲みたくて店に買いに行ったら、お気に入りの白ワインが常温でしか置いていなかったり。
冷やすのを忘れていたり。
アイスクーラースリーブを装着して冷凍庫に突っ込めば、多少早く冷やせることは解りました。
でも、アイスクーラースリーブの本来の使い方としては保冷。
充分な効果を発揮してくれます。
余談ですが、あまり冷えていない白ワインを楽しむ方法としてお勧めなのが、最初の一杯はスプリッツアーとして楽しむ方法。
作り方は、ワインに氷と炭酸を入れるだけ。
食前酒として楽しんでいる間に、アイスクーラースリーブを装着したワインボトルを冷凍庫に突っ込んでおく。
2杯目からは、キンキンに冷えた白ワインが楽しめます。
アイスクーラースリーブともども、お勧めです。